年が明けてから、「ゴーカイジャー」のラストに新番組「特命戦隊ゴーバスターズ」とやらの予告が流れるようになったわけですが、それを観てもどうにもワクワク感が湧きあがってきません。って、「そもそも中年はターゲットじゃねえから」と言われればそれまでですが。
戦隊シリーズ総決算的な番組だったゴーカイの次は、タイトルに「マン」も「ジャー」も「ファイブ」もついてない(でも頭文字は「ゴ」にすることで一応の関連性は持たせてるのか?)ことにも表れているように、「戦隊っぽくない」作品を持ってくることにしたというコンセプトは察しがつくのですが、戦隊っぽさを離れたらレスキューポリスやブルースワットっぽくなるというのはどうしたものか。
個人的に、宇宙刑事シリーズは好きだがその後のメタルヒーローには関心が乏しいので、そういう面からも期待感を抱けずにいるわけだ。
このタイミングで「ゴーカイジャーvsギャバン」なんて映画をやるのはつまりこの前フリ的なものだということだったのか(映画まだ観てないし内容も全然知らないけど)。
まあ、ゴーカイも始まるまでは、歴代戦隊に変身する(海賊版だから海賊戦隊)というのを聞いて「なんだかなあ」と思っていたけど実際に始まってみたら、やはり数々の過去戦隊がとっかえひっかえ出てくるというのはテンションあがるし(といっても、春に公開するらしい、歴代戦隊&ライダー寄せ集め映画に関しては正直「もういいよ」と思っている。まあ観には行くだろうけどさ)、それ以外の面でもそこそこ面白いと思うに至ったので、ゴーバスターズに対しても期待は捨てていないが(いつマシュマロマン出てくるんだろう、くらいな気分で観る所存である)。
と言いつつゴーカイ、いよいよクライマックスが近づいてきたこの期に及んで、1話1話観るごとにモヤモヤしどおしなのですが。
そもそも、わりと早い段階で「歴代全戦隊のレジェンド回があるわけじゃなさそう」ということにモヤモヤしはじめ、「やってできない話じゃないだろ。やれよ」くらいに思っていたわけですが、時が進むにつれて、残り話数からしても諦めないわけにはいかなくなってきて。
そんな中でも「ここに話数使うぐらいなら…」という回がままあったり、年末のバトルケニアやこないだのニンジャホワイトのように、なんら話に絡みもせずに一瞬顔見せするだけだったりすると、もう身悶えする気分でございますよ。
もう同じ回に複数戦隊抱き合わせでもいいから…とか、残り全部は無理でもせめてフラッシュマンだけでも…とか思ったりもするわけだが、この段階まで来るともう、「199ヒーロー大決戦」みたいに、空に顔が浮かんでくるのが精一杯ということなんだろうなあ。
そして東映つながりの話といたしまして。
去年で「水戸黄門」が終わって(まあ、しばらくしたらまた思い出したようにやるのかもしれないが)、民放の連続時代劇が途絶えたかと思ったところで始まった「逃亡者おりん2」。さすがテレビ東京さんは社会的責任というものをわかってらっしゃる。たとえ深夜の30分枠とはいえ、製作され続けることによって、スタッフさんや演者さんの技能が伝承されるというものですしね(それでも枠はもうちょっとなんとかならんかったもんかとは思うが)。
そういう意味で、枠移動だの放送時間変更だのありながらもなんだかんだでバトルフィーバー以来寸断無く戦隊シリーズが続いているのは素晴らしいことですなあ。
しかし「逃亡者おりん」って、世間にはどれだけ認知されているものなのだろうか。
人がTV番組の存在を知る機会というのは、TV以外のメディアや口コミで話題になるような域に達してる番組ならばいいが、そうでなければ、その局で流す宣伝ということになるのだろう。あるいはザッピングで偶然か。
ということは、まずはその局にチャンネルを合わせることが求められるわけだが、普段からテレ東の番組を観る機会がなければ宣伝も見ないしザッピングの対象にすらならないかもしれないのだな。他の番組の合間に流れてる番宣CMだけでもかなりトンチキで面白いのだが。Mステ初登場時の嵐みたいな衣装の敵とか目を疑いますよ。
とりあえず、後期必殺シリーズ(特に仕事人IVあたり)やスケバン刑事(特にII)が好きな人には多少なりと琴線に触れるものがありそうな気がするんだけどな。(まあ、そういうテイストを狙いすぎてて嫌だという拒絶反応もあるだろうが)
番組中にはたまにCG出てきますが、必殺やスケバンの時代のような原始的というか牧歌的な合成で心が洗われます。
そういえば「水戸黄門」を見限ったTBSも、秋には「大奥」(よしながの方)を連ドラ化するらしいが、それはそれとしてついでに「水戸黄門」のこと。
ちょっと前にCSのTBSチャンネルで第1部を初めて全話ちゃんと観た(以前にも断片的には観たことあるけど)のですが、ハンパなく面白かったです。近年のとはほんと雲泥の差っつーかまったくの別物で。
長寿シリーズものではよく「昔は面白かったけど最近のはクソ」という評価がなされることがあり、それは単にその感想を述べる人が飽きただけだったり、思い出を美化したりしているせいだったりもするけど、そういうことではなく。
そもそもシリーズ化された作品というのは、基本的に第1作が好評だったからこそ続編が作られていったわけで、第1作が面白いのは当たり前といえば当たり前なのだが、それにしたって水戸黄門第1部、サブタイトル(←表示されてなかったら「行程」の下の行にある「表示」をクリック)ざっと眺めてるだけでゾクゾクするほどカッコいいわ。つまり、印籠を出したり由美かおるが風呂に入ったりするルーティンが定着した後の面白さとはまったく異なる硬質なドラマとしての面白さだ。
それでいて、ニセ黄門だのなんだの、その後連綿と繰り返されるお約束パターンもまた、既に出揃っていたりするのもまた天晴れ。
そんな水戸黄門が何ゆえに魅力を失っていった(個人の主観ですよ。言うまでもないですけど)のかというとまー色々な要素があるのでしょうが、画ヅラからして「こんなの『水戸黄門』じゃないやい!」と感じてしまうようなものになってしまっていたのが、チャンネルを合わせた人にすら、その瞬間に踵を返される原因だったのだろう。せめて今くらいに、デジタルでもフィルムっぽくくすんだ色調の映像が出せるようになるまでフィルム撮りでいればよかったのになあ、と思う。
そして配役的にも。
あのポジションに起用されたくせに雛形あきこの入浴シーンが無かったのが視聴者離れの決定打になったのであろうが、やはり黄門役が誰かというのは重要なわけで。
石坂浩二という黒歴史を経て里見浩太朗が黄門様になったときは「あるべきところに戻ってきた」と思ったものだけど、実際に観てみると違ったしなあ(顔白すぎ、ということだけでなく)。
あの黄門様じゃあ、殺陣でも一人で充分悪人を成敗できちゃって、助格も弥七もいらないのよね。
こないだやってた「デカワンコ」SPで伊東四朗が水戸黄門のコスプレ(?)してたんだけど、実は里見浩太朗よりも正解なのではないかと思った。
ビジュアル的には東野・西村と続いた悪人役の黄門様という原点回帰的な雰囲気もあり、そもそも東野英治郎じゃなくて森繁が黄門役だったことを鑑みると、喜劇俳優つながりという面でも正統な系譜なのかも。
そんで仮にシリーズ復活するとしたら、助格は歴代からの再登用で原田龍二と山田純大あたりで。雛形はポジション的には大正解だと思うので、風呂にさえ入ればそのままでいいのだけど、どうしても雛形が入浴拒否なら山田まりやでどうよ。
あと、第1作は面白かったのになあ…ということに関して言うと、「琉神マブヤー」も、これまで「1」はBSやCSや東京MXで繰り返し観て「2も東京で観られるチャンネルでやってくれないかなあ」と願っていたところ、映画公開にあわせて東京MXで始まったので喜んで観てみたらなんか肩透かし。映画も観に行こうと思ってはいる(てゆうか2も数話観てから行こうと思ってちょっと先延ばしにしていた)が、ちょっと心配になりました。
MXでの「2」の放送開始が、映画公開の週末だった(その前の週まで1放送)ので「どうせならもうちょっと早めに放送開始して、2も観せたうえで映画に誘導すればいいのになー」と思ってたんだけど、ちゃんと作品の出来を見据えての編成だったってことかもな。






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